縞田理理の《とろいのです》。

本、音楽、映画、オヤツなどについてちょびちょび 書いていきたいな~と。感想はネタバレなしの方針で。

ネット上の剽窃について。

去年のクリスマスイブに意味不明の「ひとりごと」エントリを書きました。あれから3月近く経ったのでそろそろどういうことだったか明かしても良いんじゃないかと思います。

http://ririshimada.blog4.fc2.com/blog-entry-1208.html

カンの良い方はお気付きだと思いますが、ネットに私の作品を剽窃したものが上がっていました。こういうことは二度目で、最初のときはもう「ラノン」の冒頭数ページを丸写ししたものが投稿サイトに投稿されていました。2006年だから、もう二年近く前のことです。

今回はアマ時代の2000~2001年頃に同人誌に数回に分けて掲載された二本の短編が携帯サイトに自作品として載せられていました。一部分がカットされ、その代わりに書き足された部分がありましたが、その他の部分は文章全体ほぼ丸ごと引き写しでした。昨年の晩秋のことです。
オリジナル作品を掲載した同人サークルの方から抗議が行き、すぐにその携帯サイト内の剽窃作は削除されました。削除されたのでそれ以上は追及しないことにしました。
たぶん若い子の出来心だろうし、すぐに削除したのは反省しているからだと思ったからです。

でも、プロ作家の方が自分の作品をネットで剽窃された上、先にネットの剽窃作品を読んだ読者から「ネットを盗作したのか」と言われたという話を聞いたのです。

今回の剽窃サイトは削除されていますが、既に眼にした方もいることでしょう。将来、この作品を公表したとき反対に「携帯小説を剽窃した」と言われないとも限らない。今回剽窃された作品はアマ時代の未熟なもので、今のところ公表の予定はありません。でも、将来的には書き直して発表することもあるかも知れない。
そういうこともあって、今のうちにはっきりさせておくことにしました。

「天国の庭」と「僕らはアイの歌をうたう」は私がアマチュア時代に書いた作品です。

携帯サイトは削除されて時間が経っているのでもう検索に掛からないと思います。
どちらもSFで、「天国の庭」はアンドロイド+終末もの、「僕らはアイの歌をうたう」は異星人との不幸なファーストコンタクトものです。「天国の庭」はありがちなタイトルですが、「僕らはアイの歌をうたう」は被る可能性がほとんどない長タイトルですから、これを明らかにしておくことは意味があると思います。

私の作品であることは簡単に証明できます。作品が掲載された号はまだ持っていますし、サークル自体継続していますから。

同人の方は掲載から7年も経っていて、地味なオリジナルオンリーのSFファンタジー系創作サークルで、イベントでも売っていないのでバレないと思ったんでしょうね。でも、バレてるんですよ。(剽窃した人はサークルの同人ではないと思います。サークルのスタッフも同意見です。年齢的に7年前の作品をリアルタイムで読んでいたとは思えないからです)

仲間内で見せあうくらいならいいけれど、携帯サイトに上げるということは不特定多数の眼に触れるということです。万一、商品化の話が来たりしたらどうするのでしょうか。とても困ったことになると思うのですが、そこまでは考えていないのでしょうね……。

出版社主催の公募に出すのと違ってネットに上げるのは罪悪感が薄いのかも知れません。でも、同じことです。私の作品に限らず、もうこんなことはしないで下さい。誰が知らなくても自分自身は知っている筈ですよ。自分自身が困ったことになる前に引き返すことです。今ならまだ間に合うはず。


追記に2作品の内容を簡単に書いておきます。

「天国の庭」原稿用紙40枚程度
 疫病により人類が絶滅して100年後。人間のいなくなった世界で執事アンドロイドと庭師ロボットは冷凍保存された少女を見つける。少女は無事蘇生し、彼らには人間に仕えるという幸せが戻ってくるが……
 (舞台は私が一時期住んでいた英国のある地方がモデル。執事アンドロイドは小説ウィングスに掲載した《天使を盗んだ男》に出てくるアンドロイドと同じタイプ)

「僕らはアイの歌をうたう」原稿用紙70枚程度
 遠未来。地球の植民地惑星アレネアで人食いの怪物と言われるアレネア人といっしょに洞窟に閉じこめられた少年が知った真実とは。
 (《アレネア》には《蜘蛛》の意あり。変えては意味がなくなる)



 どちらも現在も私が得意とする異種交流譚です。三つ子の魂、ですね……(^^;)


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プロフィール

しまだ

  • Author:しまだ
  • 万年駆け出しのファンタジー小説家。湿った日陰や本棚の隅っこでほそぼそ生きてます。
    ウィングス小説大賞出身。入選作は「霧の日にはラノンが視える」ですが、「裏庭で影がまどろむ昼下がり」が2001年11月10日発売の小説ウィングス秋号に先に掲載されたのでこちらが実質デビュー作。
    好きなものはケルトと妖怪と動物と怪獣。

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