縞田理理の《とろいのです》。

本、音楽、映画、オヤツなどについてちょびちょび 書いていきたいな~と。感想はネタバレなしの方針で。

《黄金の羅針盤》

「ライラの冒険」やっとこさ観て参りました。もうナルニア二部の宣伝をやっててビックリ。
いつのまに……←どんだけ遅れてるんでしょうか……

「ライラ」、シネコンで客は私を入れて三人という寂しさ。本国でオオゴケとかいろいろ言われている本作ですが、私は面白かったです。場面と場面の繋ぎがなくて話が解らないと言われてますが、切れるシーンがないので、面白いシーンを削って話の繋ぎを入れるくらいなら「解らないとこは原作読んでね」でも良いんじゃないかと思いました。想像すれば解りますしね。限られた時間内でどれだけ見せるか、というのは小説にも通じることなので身につまされることもあり。監督はあれもこれも入れたかったんだろうなあ、と……(^_^)

ライラが可愛くない、というのも可愛かったら成り立たない話ですからねー。「可愛い子=良い子」はこの話には必要ないわけで。むしろ、前半のライラの可愛く無さは孤独な子供の心理の機微をよく表現していたと思いました。孤児であるライラは「大人たちに愛されないと思い、ゆえに自分を守るために愛されることを必要としない自我を確立した」んじゃないかと。その辺の突っ張った感じ、自分しか信じない感じ、が「可愛くない」んですけど、むしろそれが可愛くて。気になったのは、ラスト10分の彼女の揺らぎの無さの方でした。作者の思想を代弁してしまっていたような。いえ、そもそも大抵の場合は主人公というものは秘かに作者の思想を代弁するものなんですが、展開が早すぎてそれが見えてしまったという。


あとは、ひたすらダイモンと熊萌えですね……(^.^;)
人間のキャラでお気に入りは気球乗りのスコールビーかな。魔女さんたちは素敵だけど、使い方がジョーカー過ぎでちょっとずるい。


とにかく「続く」で終わっているので、あとの二部がちゃんと作られることを祈るばかりです。よく第一部を作れたなーー、と思いました。反教会、反キリスト教、反体制がテーマですからね……。今のハリウッドで出資するスポンサーがまだいたら、アメリカという国を見直します。


冒頭のオックスフォードのシーンが懐かしかったです。実写とCG、うまく使ってましたね。

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しまだ

  • Author:しまだ
  • 万年駆け出しのファンタジー小説家。湿った日陰や本棚の隅っこでほそぼそ生きてます。
    ウィングス小説大賞出身。入選作は「霧の日にはラノンが視える」ですが、「裏庭で影がまどろむ昼下がり」が2001年11月10日発売の小説ウィングス秋号に先に掲載されたのでこちらが実質デビュー作。
    好きなものはケルトと妖怪と動物と怪獣。

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