縞田理理の《とろいのです》。

本、音楽、映画、オヤツなどについてちょびちょび 書いていきたいな~と。感想はネタバレなしの方針で。

オマケ短編と視点。

新発売中の《ミレニアムの翼》1巻。書き下ろしのオマケ短編がついております。タイトルは『ジョニー・シクスペンスの憂鬱』。

この短編、ジョニーが主役であるだけでなく視点になっています。本編ではサイラスの目を通してジョニーを見ていたわけですが、短編ではジョニーの目を通してサイラスを見る仕掛け。そして本編では描かれないジョニーの本音が描かれています。

雑誌に掲載された本編ではすべてがサイラスの視点で描かれているので、ジョニーが本当はどういう人間なのかは分かりません。本編で描かれるジョニーは外見・服装・言動からサイラスが推測したものです。でも、ジョニーは本当のことばかり言っているのではないわけで……

自分勝手で自信満々な放蕩者……というのが本編のジョニー。でも、その裏側にはひどく繊細で傷つきやすい本当のジョニーが隠れています。サイラスはそれに気付いて彼を心配しているけれど、口には出さない。ジョニーの方は、サイラスに気取られていると気付いていない。

本音を隠したままの二人の仮面劇のような淡い交流をジョニーの視点で描いたのが『ジョニー・シクスペンスの憂鬱』です。ストーリー的には独立していますが、先にお読み頂くと三話のジョニーの内面をより理解しやすくなると思います。
扉絵はThores柴本先生の描き下ろしです。

*Comment

No title 

ジョニーくん、男の娘みたいにかわいいんだけど、内面は複雑で屈折していますね。サイラスもそうとう屈折しているみたいだから、お互いが相手の正体を知ったときが楽しみです。
  • posted by まもる 
  • URL 
  • 2013.01/29 15:05分 
  • [Edit]

ありがとうございますv 

ジョニーはややこしいコで……(^^;)
サイラスも屈折してますね。彼のは痩せ我慢の系譜でしょうか……次号でいろいろ分かってきますので御楽しみに♪
  • posted by 縞田 
  • URL 
  • 2013.01/29 15:16分 
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しまだ

  • Author:しまだ
  • 万年駆け出しのファンタジー小説家。湿った日陰や本棚の隅っこでほそぼそ生きてます。
    ウィングス小説大賞出身。入選作は「霧の日にはラノンが視える」ですが、「裏庭で影がまどろむ昼下がり」が2001年11月10日発売の小説ウィングス秋号に先に掲載されたのでこちらが実質デビュー作。
    好きなものはケルトと妖怪と動物と怪獣。

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