縞田理理の《とろいのです》。

本、音楽、映画、オヤツなどについてちょびちょび 書いていきたいな~と。感想はネタバレなしの方針で。

GATHERING PACE-Relativity-

レラティビティの《GATHERING PACE》というアルバムを買いました。トラッドバンドらしくないバンド名ですが、トラッドです。どんなバンドか知らずにネットで購入したのですが、すごい大当たり~でした。まず吃驚したのが、メンバーが元ボシー・バンド+元シリー・ウィザードだったこと。大御所じゃないですか~。ボシー・バンドはかなり古いために日本では入手しづらく、アマゾ○でやっとライブアルバム《In Concert》を手に入れただけなんですが、これがもう、さすがというしかない凄さ。ボシーバンドの演奏はキレがあって、澄んでいて、軽い、なのに、濃くて深い重い。どうしたらこんな音が出せるのか、アイリッシュトラッドの中でも別格という感じなのです。シリー・ウィザードはCDを持っていなくて、トラッドのコンピレーション・アルバムに入っているのだけしか知らないのですが、伝統歌を優しく柔らかく力強く嫋々と歌うというイメージで、こちらもすごく良かったのです。

その二つのバンドが一緒になったのですから良くない筈はなく……! 
GATHERING PACE。シビれました……。その歌声。その演奏。何度聞いても痺れます。

歌はビブラートを多用した独特の歌唱法で歌われます。こんな風にほぼ全曲をビブラートで歌うって他に聴いたことがありません。何とも不思議で美しく、心の奥深くにまで響くのです。まるで《魅了》の魔法です。

そういえば、《ラノン》の中で口説き妖精ケリが魅了の魔法《グラマリー》を使う場面を「ビブラートがかかったような独特の声」と書いたのですが、まさにそんな感じ。ビブラートは魅了するのです。

一番気に入った曲は《Ceol Anna》。「アンナの歌」という意味でしょうか。独特のビブラート唱法が特に際だって美しい曲。前奏が非常長く、ほとんど丸一曲分くらいあるのですがそれがまた哀愁を帯び、澄み切った美しさ。それから《Si?n N? Dhuibhir(意味は……済みません、分かりません……>_<)》がドラマチックで素晴らしっかったです。

他のアルバムも捜しているのですが、アマ○ンで在庫があったのはこれだけでした。他の民族系に強いネットのレコード屋さんも見たのですが、今の所発見出来ません……。やっぱりアイルランドに行かないと無理なんでしょうか……。
ますますアイルランドに行きたくなっちゃいました……。

Gathering Pace
Gathering Pace
Relativity (1993/01/05)
Green Linnet

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しまだ

  • Author:しまだ
  • 万年駆け出しのファンタジー小説家。湿った日陰や本棚の隅っこでほそぼそ生きてます。
    ウィングス小説大賞出身。入選作は「霧の日にはラノンが視える」ですが、「裏庭で影がまどろむ昼下がり」が2001年11月10日発売の小説ウィングス秋号に先に掲載されたのでこちらが実質デビュー作。
    好きなものはケルトと妖怪と動物と怪獣。

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