縞田理理の《とろいのです》。

本、音楽、映画、オヤツなどについてちょびちょび 書いていきたいな~と。感想はネタバレなしの方針で。

ファンタジーとSFの境目。

新作ファンタジーの設定をしこしこしこしこしこしこしこしこ……と、作って、ふと読み返したら……「これ、SFじゃん……;」ということに気付きました。うう~~~むむむむむ。しかし、この設定を作中で説明しなければ普通にファンタジーとして楽しんで貰えるんじゃないかと思うんですよ……(ダメ……^^;?) 
作った設定は使いたいのが人情……でも説明過剰は退かれそうで……。
これも男子向けと女子向けで違っていて、男子向けでは説明がたくさんでも退かれないというか、むしろ喜ばれるような気がするんですけれど、どうでしょうか。(その辺の詳しい話はうさぎ屋さまの「積読山脈造山中」で既に出ているので割愛)↓そのリンク。
http://usagiya.hontsuna.net/article/1555864.html


SFとファンタジーの境目ってけっこう難しくて、大昔には「剣と魔法」系(つまり幻想文学や児童文学系ではない)のファンタジーはSFといっしょのレーベルで売られたりしてたんですよね。(ハヤカワFTが出来る前の話ですが)ファンタジーかと思うとSFっていう作品もけっこう多くて、実を言うとそういう境目の作品が一番好きでした。ゼラズニイの「光の王」とか。
王道っぽい異世界ファンタジーでも「極端に進んだテクノロジーは魔法と区別することが出来ない」という法則に従えばSFだと言うことも出来るわけで(良く引き合いに出されるのが「桃太郎」)、あんまり厳密に分けなくて良いような気がするのですけれど……。
あとはどういうガジェットを使うかということで……あ、今作ってるのはファンタジー・ガジェットはてんこ盛りなんですが……。理屈っぽくても使われるガジェットがファンタジーならファンタジーと言っていいでしょうか……。それにしてもこれ、ほんとにファンタジーかなあ……(^_^;)? だんだん自信がなくなってきました……ああ~また変な話になりそうな……。

*Comment

SFかファンタジーか 

 わたしも発達史には詳しくないんですが、SF&ホラー系から発達してきた「剣と魔法」系、児童文学から発達してきた系に大別される気がします>ファンタジー
 日本のファンタジーは、それらの外国の諸作品の影響を受けて書かれたもののほかに、若い書き手においてはアニメ&ゲーム系作品からの影響が大きいように思われるので、アニメ&ゲーム系というストリームがあるんじゃないでしょうか。
 最後にあげた系統がたぶん、商業市場的にはメインストリームかな? これがいわゆるライトノベルということになるんでしょうねぇ。

 SFなのかファンタジーなのかというジャンル分けには、拘泥しない読者の方が多いんじゃないかな、というのが実感です。少なくとも十代、二十代の読者はSFとファンタジーの壁にあまり意味を感じない人の方が多そうな気がしますね。
  • posted by うさぎ屋 
  • URL 
  • 2005.09/30 17:47分 
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三つのストリーム。 

>十代、二十代の読者はSFとファンタジーの壁にあまり意味を感じない
たぶん、そうなのでしょうね~。ジャンルの壁を越えることで新しい可能性も見えてくるのではないかと思います。私が作るとどうもSFホラー+魔法系になってしまうのですが……(^_^;)
ゲーム系のストリームについては、(ライトノベル界で仕事している人間としては言語道断なことに)ゲーム全般全くしたことが無いのでよく分からないのですが、剣と魔方系からさらにもう一つフィルターがかかって変化したもの、という考え方で合っているのでしょうか~。
  • posted by しまだ 
  • URL 
  • 2005.09/30 18:23分 
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SFとファンタジー 

私は、すべてのSFはファンタジーに含まれると思っています。魔法は超能力に置き換えられると思いますが、(呪文は意思と力の方向性を確実に決めるためのガイドと考えられます)精霊、幽霊、妖精、などはなかなか置き換え難いので許容範囲の広さでSF<ファンタジー(^^;
あるいは、現実との距離の違いといってもいいかも、ありえそうなのがSF,無さそうなのがファンタジー・・・暴論?v-8
  • posted by たまにゃ 
  • URL 
  • 2005.09/30 19:58分 
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SFとファンタジー 

ゲーム系も一概に剣と魔法系とも断言できないのが微妙です。
ゲームというジャンルも、初期の剣と魔法の指輪物語的RPGからいろんなバージョンが分岐し、さまざまなジャンルの要素を取り込んできているので。

最近某SF関連の仕事をしているのですが、最初、さまざまな細かい設定に眼が回りそうになり、
「これは科学や兵器関連に強い男の人に監修してもらわないと……」
と思ったのですが、しばらくして、そんな必要はないなと気づきました。
SFの設定のほとんどは科学的っぽく見えながら実は科学的ではないので(ほんとに科学的なら実現しちゃうから)所詮はファンタジーの設定と同じなわけで……つまりは深く考えたところで、絵空事なわけですから、専門家は必要ないんですよね。空想科学読本作るわけではないんですから。そう考えて、最近しみじみ垣根がないなあと……
  • posted by ドリ 
  • URL 
  • 2005.09/30 20:00分 
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絵空事 

悪い意味でなく、です。念のため。

たまにゃさん、ほぼ同時投稿だったみたいで……。

  • posted by ドリ 
  • URL 
  • 2005.09/30 20:42分 
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ゲーム・アニメ系 

 イメージとしては、「ヴィジュアル先行のハイブリッド型」という感じなんですが、……説明しようとしたらものすんごい長文になって、しかもおさまりがつかなかったので、ちょっと考え直してきます。
  • posted by うさぎ屋 
  • URL 
  • 2005.09/30 21:01分 
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絵空事バンザイ(笑) 

SFも、所詮絵空事に過ぎないでしょうが、絵空事と解っているから楽しめる。それへ、いかにのめりこませられる(共感させられる?)かが、作者の技量かと。もちろんSFもFTも作品世界の設定はしっかりしたもので無ければならないでしょうが、どれだけ詳しく細かい設定をしていたとしても、「解説」ではないのですから、それが前面に出てきては「たのしむもの」としては失敗になるのではと思います。正確な知識が欲しければそれに合うものを読めばよいのですから・・・いや、事典や辞書も読み物として面白いので好きですが・・・(変ですか?(^^;))
  • posted by たまにゃ 
  • URL 
  • 2005.09/30 21:09分 
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おお、レスがすごい盛り上がり~。 

たまにゃさん
ファンタジー>SF
どうしてもファンタジーの方が門が広くなりますよね。魔法と超能力の言い換えはその通りだと思います。私の「呪誦」も実はそういう構造になってましたし、だから先天的な能力次第で呪誦が不要であるという話が出てきたわけで(^^;)。でも、もちろんファンタジーの場合は理屈づけは不要なんですよね。その代わり、「らしさ」を演出するための手掛かりを我々人類の過去に求めなければならないんじゃないかと思います。

ドリさん
>所詮はファンタジーの設定と同じなわけで……つまりは深く考えたところで、絵空事なわけですから
さっきの桃太郎の話ですが、桃太郎がそのままならファンタジー、どうして桃太郎が桃に入って川を流れてきたのかの理由の説明があればSFという例のあれです。桃太郎の入っていた桃は実は人工子宮だったという話は筒井康隆先生が書いておられるし、あれは宇宙船の脱出ポッドで、桃太郎はクリプ○ン星人ですーぱーまんだったというのでも良いわけで。(キジや犬や猿も宇宙人だったかも)。
現在の科学常識に照らせばあり得ない話ですが、要は「それらしい」のです(現在の科学、というのが案外あやふやだということも。30年前の科学常識で今は使えないものはかなりあるわけなので……)

つまり私たちはその絵空事を楽しみたいわけですよね。だから、「それらしく」あればいいんですよね。
そしてその「らしさ」が未来を向いているのがSFで、過去を向いているのがファンタジーなのではないか、などと考えてみました。ただ、過去を向いているSFもあるし、未来ファンタジーという言葉もあるのでまた曖昧になってしまうのですが……(^_^;)

うさぎ屋さん
>「ヴィジュアル先行のハイブリッド型」
ヴィジュアルの方が先ですか……。
ヴィジュアルを重視するのはSFの血統かな~という気もしますね。空山基さんのセクシーロボットとか、イラストレイティッドSFシリーズとか。(その昔は、フィンレイやウィーランのイラストに萌えたですよ~。でも今は日本のものの方がいい~)。最近は技術の進歩の方が速くて、クリエイターのやりたいこととやれることがせめぎ合っているような……。
  • posted by しまだ 
  • URL 
  • 2005.09/30 22:17分 
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ゲーム・アニメ系

 縞田理理さんのところで説明しかけたものの、長文過ぎて挫折しました。あらためて書いてみますが、やはり書いた当人が「うーん」という感じです。 前提:ファンタジーは大雑把に大別にして二系統から進化して来た SF・ホラー系小説群からの「剣と魔法」をメインストリーム

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プロフィール

しまだ

  • Author:しまだ
  • 万年駆け出しのファンタジー小説家。湿った日陰や本棚の隅っこでほそぼそ生きてます。
    ウィングス小説大賞出身。入選作は「霧の日にはラノンが視える」ですが、「裏庭で影がまどろむ昼下がり」が2001年11月10日発売の小説ウィングス秋号に先に掲載されたのでこちらが実質デビュー作。
    好きなものはケルトと妖怪と動物と怪獣。

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