縞田理理の《とろいのです》。

本、音楽、映画、オヤツなどについてちょびちょび 書いていきたいな~と。感想はネタバレなしの方針で。

眼と手。

昔、絵を描く学校に行ってました。当然のことながら周囲の人はみんな上手い。自分のはへたくそ。見れば見るほど下手なのでうんざりしてきます。そんなこんなで、絵を描くことをすっぱりやめてしまったのです。
絵画の世界では、眼と手で見る眼の方が描く手よりも早く育ちます。だから自分の「手」のあらばかりが見えて厭になってしまうのですが。

いま、描くじゃなく書く人間になって、周囲を見ると他のひとはやっぱり上手く見えます。あの人は内面描写が、あの人はキャラクター造形が、あの人はストーリー展開が、あの人はアイディアが、あの人は構成が、上手い。面白い。振り返ってわたしのは? 良いとこはちょっぴりです。落ち込みます。

でも。よくよく考えてみると、一人対たくさん、で考えていたんですよね。私は一人しかいないわけですから。反対に、一人しかいない私にしか出来ないことって何だろう、と考えてみるわけです。ちょっぴりですが、でも少しはあるでしょう。
その少しをちょっとずつやっていく、しかないわけですよね。カタツムリのように遅くても、後ろから抜かれても、ちょっとずつその道を行く。カタツムリだって気づいてみればいつの間にか前に進んでいるのですからね。焦っても仕方がないな~と思うわけです……。

世間様のゴールデンウィークに仕事しながらそんなことをふと考えました。大型連休、うちは平常心です……。

*Comment

ううん、分かります!自信を持って分かります。(たぶん) 

ううう~む。
私もむか~し、絵の学校に行ってましたが、卒業後の24歳のときに、ばーん! と「だめだこりゃ」の壁に激突して、ぺったんこになりました。
私の場合、手が追いつかない、というより、「センスねぇ~」という部分でいやになってしまった感じですが。
以降は先生業で糊口をしのいでこの歳になりました。まじめな作品はもう描かないですが、ちょいちょいとした「遊び」はたまにしてますね。もっと歳を取って動けなくなったら、また始めるかもしれないです。
そのころにはずうずうしさもかなりなレベルになっていると思うので、ヘタヘタなのでも売り込めそうです。
  • posted by 不可猫暇人 
  • URL 
  • 2006.05/05 00:50分 
  • [Edit]

ぺったんこに。 

なりがちなんですよね~若い頃って。「だめじゃん」って思う時点で既に進歩していたわけですが、それには気づかないわけで(^_^;) 今は上手くなくていいので、趣味でまたまた絵を描いてみようかな~なんて思ったり←逃避行動。

文字書きで壁にぶち当たったとき「それが解るのは進歩してる証拠だ~!」と思いたいです……。
  • posted by しまだ 
  • URL 
  • 2006.05/05 01:06分 
  • [Edit]

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プロフィール

しまだ

  • Author:しまだ
  • 万年駆け出しのファンタジー小説家。湿った日陰や本棚の隅っこでほそぼそ生きてます。
    ウィングス小説大賞出身。入選作は「霧の日にはラノンが視える」ですが、「裏庭で影がまどろむ昼下がり」が2001年11月10日発売の小説ウィングス秋号に先に掲載されたのでこちらが実質デビュー作。
    好きなものはケルトと妖怪と動物と怪獣。

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