縞田理理の《とろいのです》。

本、音楽、映画、オヤツなどについてちょびちょび 書いていきたいな~と。感想はネタバレなしの方針で。

ヴァンパイア・ジャンクション

せっかくvampireカテゴリを作ったのに古い記事の登録し直しだけではナニかと思い、新しく紹介しようと思ったのですがどうも在庫切ればかりで……これもAmazonで在庫切れなんですが画像だけはなぜかあるのでど~んと貼っておきます(^^;)↓


ヴァンパイア・ジャンクション ヴァンパイア・ジャンクション
S.P. ソムトウ (2001/09)
東京創元社

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さて、内容ですが。
12歳の天才ロック歌手、実は2000歳の美少年吸血鬼ティミーが精神科の医師とともに自分探しをする話。
美少年歌手で吸血鬼というとイロモノと思われるかもしれませんが、とんでもない。実にしっかりしたダーク・ファンタジーです。作者のソムトウはタイの王族でオックスフォードで教育を受たのち渡米、全米ホラー作家協会の会長になったという凄い経歴の人。本作中で英パブリックスクールの放蕩貴族たちによる乱行シーンはなるほどと思わせるリアリティが。またアジア人であるソムトウの描く吸血鬼には欧米人の描くような善悪二元論的なところがなく、感覚的にこちらの方が日本人には馴染みやすいと思います。耽美的美少年吸血鬼と、アジア的な魔の世界のごった煮。ラストで明かされるティミーの正体にもかなり驚かされます。
耽美好きにも、ホラー好きにも、こってり伝奇が好きな方にもオススメしたい作品です。

既に入手困難になっているようですが、古書店などで見かけたらぜひ捕獲を(笑)
なお、続編もあるそうですが翻訳が出ておりません……('_;)

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しまだ

  • Author:しまだ
  • 万年駆け出しのファンタジー小説家。湿った日陰や本棚の隅っこでほそぼそ生きてます。
    ウィングス小説大賞出身。入選作は「霧の日にはラノンが視える」ですが、「裏庭で影がまどろむ昼下がり」が2001年11月10日発売の小説ウィングス秋号に先に掲載されたのでこちらが実質デビュー作。
    好きなものはケルトと妖怪と動物と怪獣。

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