縞田理理の《とろいのです》。

本、音楽、映画、オヤツなどについてちょびちょび 書いていきたいな~と。感想はネタバレなしの方針で。

《フィッシャー・キング》

とても好きな映画、テリー・ギリアム監督の《フィッシャー・キング》が新装版で発売になるようなのでご紹介します。
近ごろDVDって少なめに作って売り切ると次はちょっと安い新装版で出す、という風になっているみたいですね……(^_^;)

フィッシャー・キング フィッシャー・キング
ロビン・ウィリアムス (2006/06/17)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

この商品の詳細を見る



舞台は現代のニューヨーク。ちょっとした過ちによって多くの人を死なせてしまった男と、その事件の被害者の遺族である元大学教授。二人の男はともに深い傷を負い、すべてを失う。その二人が知らずに出会うことから物語は始まります。卑しさ、愚かさによって傷つき汚れた魂は自身の中に善を見いだすことで浄化されていく。一番下まで墜ちた者が最も気高い高みに昇る。泥の中に咲く花が一番美しい。そんなことを感じさせる映画です。

「ゴミの中にも美しいものが……」
好きなセリフです。ロビン・ウィリアムスの抑えた演技が光ります。

テリー・ギリアム監督ならではの幻想シーンも美しいのですが、やはりこの映画で一番美しいのは人の心でしょう。
《フィッシャー・キング》は直訳すると《漁夫王》。アーサー王物語の聖杯伝説で重要な役割を果たす人物です。この映画は形を変えた聖杯探求物語なのです。彼らは聖杯を見つけることが出来たのでしょうか。私は出来たのだと思います。


*Comment

おうっ? 

漁夫王って何でしたっけ?
一応、アーサー王伝説はいくつか読んだ記憶があるのですが、その中に出てきたのか覚えがありません。
なんだったかな~。

フィッシャー・キングは私も好きな話ですが、そういう基本データを知らないとちょっとびみょーですよね。理解しているかどうかが(笑)
  • posted by てら 
  • URL 
  • 2006.06/15 19:59分 
  • [Edit]

テリーギリアムは聖杯オタクですから~。 

なにしろテリー・ギリアム監督はアーサリアンですからねえ>モンティ・パイソン/ホーリーグレイル

漁夫王というのはパーシヴァル(パルシファル)の聖杯探究伝説に登場する聖杯城の主です。足が悪く、釣りばかりしているのでその名がついたとのことです。(悪いのは足ではないと言う説もありますが……^^;)
パーシヴァルはいろいろあってその城に辿り着くんだけども、天然ゆえのヘマのため聖杯を手に出来ず、修業して出直すことに←何といい加減な解説。


実は、この聖杯城ではないかと言われる(地元でそう言っている、の意)廃虚が北ウェールズにあるんですが、えらい不便なとこなんですよ~。城跡(と言ってもほとんど残っていないらしい)の名はカステル・ディナス・ブラン、だったと思います。一度行ってみたいです……。
  • posted by しまだ 
  • URL 
  • 2006.06/15 20:16分 
  • [Edit]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

クリック募金

Jword東日本大震災クリック募金

JWordクリック募金

みちのく未来基金

プロフィール

しまだ

  • Author:しまだ
  • 万年駆け出しのファンタジー小説家。湿った日陰や本棚の隅っこでほそぼそ生きてます。
    ウィングス小説大賞出身。入選作は「霧の日にはラノンが視える」ですが、「裏庭で影がまどろむ昼下がり」が2001年11月10日発売の小説ウィングス秋号に先に掲載されたのでこちらが実質デビュー作。
    好きなものはケルトと妖怪と動物と怪獣。

公式サイト 

新・よこしまです。

Google+



in English/英語版

最近の記事

被災地にスープを

1クリックで被災地にスープ1缶が届けられます。

キャンベル I can project

ユニリーバ東日本大震災募金

東日本大震災復興支援クリック募金

日別アーカイブ

ウィングス文庫

QRコード

QR