縞田理理の《とろいのです》。

本、音楽、映画、オヤツなどについてちょびちょび 書いていきたいな~と。感想はネタバレなしの方針で。

《奴らは渇いている》

久しぶりにvampireカテゴリのご紹介。
ロバート・マキャモンの初期の長編《奴らは渇いている》上下巻。マキャモンはキング、クーンツに続くホラーの星(笑)だそうですが、質はちょっと違う。前者がじわじわ~と来る怖さなのに対し、マキャモンはド派手~な怖さなのです。
本作はキングの《呪われた町》を100倍のスケールにしたような感じ。つまり、《呪われた町》の吸血鬼バーロウが田舎町でやろうとしたことを、《奴らは~》のヴァルカン王子(王子なのね……^_^;)はロサンゼルスでやるわけです。とにかくアクション、アクション、またアクションでしかも「量」で来るので吸血鬼ものなのにロメロのゾンビ的な怖さがある。なにしろロスの住民を総吸血鬼化しようっていうんですからハンパじゃないです。えらく荒唐無稽に聞こえますが、個々人の対処とか軍の動きとかを平行して描いているのでその無茶を「へ~そうかも……」と思わせてしまうところがあります。ラストのスペクタルには仰天。とにかく派手なので映画向きだと思うんですが、まだ映画化されていませんね。あ、ヴァルカン王子は美少年です(笑)! この人のキャラは割といいです。主人公のハンガリー移民の刑事よりこっちの方が面白みがあるキャラでした。

奴らは渇いている〈上〉 / ロバート・R. マキャモン

奴らは渇いている〈下〉 / ロバート・R. マキャモン

既に入手困難になってますが、図書館で見つけたらとりあえず借りる価値はあると思います~。古書店での捕獲もオススメ。上下巻、かなり厚いですがノンストップアクションなのであっという間に読めますよ。

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

クリック募金

Jword東日本大震災クリック募金

JWordクリック募金

みちのく未来基金

プロフィール

しまだ

  • Author:しまだ
  • 万年駆け出しのファンタジー小説家。湿った日陰や本棚の隅っこでほそぼそ生きてます。
    ウィングス小説大賞出身。入選作は「霧の日にはラノンが視える」ですが、「裏庭で影がまどろむ昼下がり」が2001年11月10日発売の小説ウィングス秋号に先に掲載されたのでこちらが実質デビュー作。
    好きなものはケルトと妖怪と動物と怪獣。

公式サイト 

新・よこしまです。

Google+



in English/英語版

最近の記事

被災地にスープを

1クリックで被災地にスープ1缶が届けられます。

キャンベル I can project

ユニリーバ東日本大震災募金

東日本大震災復興支援クリック募金

日別アーカイブ

ウィングス文庫

QRコード

QR