縞田理理の《とろいのです》。

本、音楽、映画、オヤツなどについてちょびちょび 書いていきたいな~と。感想はネタバレなしの方針で。

無花果って。

無花果のルッコラ添えに思いのほか反響があったのでふと思ったのですが、日本人には無花果ってそれほど馴染みがないですよね。少なくとも、私の育った関東では「珍しい果物」でした。

でもヨーロッパではポピュラーです。物語にもしばしば登場します。でも、考えてみるとヨーロッパ北部では手に入れることが難しい果物だったんですよね。夏、充分に気温が上がらないと結実しないのです。3年前、猛暑の夏に渡英したとき、イギリスの友人が「今年は庭のいちじくに実が成ったのよ!」とひじょ~に嬉しそうにしていました。初めてのことだそうです。

そう考えると、無花果のために国を失った王様の話(タイトル忘れました。冬に無花果を望んで、魔法使いに騙されたんだったと思います)なんかも俄然身近に感じられるじゃないですか~。
あと、無花果はエロティシズムを連想させる食べ物らしいですね。以前に見たすご~~くヘンなイギリス映画(これもタイトル忘れた)で、テレパスの女性(絶世の美女、しかも知的グラマー)が自分を口説こうとする男の心を読んで男が「今日はしちゃいけないこと」だと思ってることをことごとく実行する、というくだりがあったのです。そのひとつが、「前菜に無花果を食べる」だったんです……。何がイケナイんですか、ナニが……?! 

この映画のミソはテレパスが言語思考を読むので外国語の思考は理解できないことでした。彼女にはパキスタン人の同僚がいるんですが、この人の頭からはいつも同じフレーズが漏れてくる。「なんて意味?」と訊くと彼は「『お腹が空いた』だよ」と応えるのですが、実は……(笑)
彼女がテレパスだということ以外SF要素はなく、フツーの恋愛映画。同僚も確か学芸員かなにかだったような。妙な映画でしたが、イケナイ食べ物の無花果が妙に印象に残ってました(^^;)

*Comment

 

イチジク……珍しがられるのですが、私の一番好きな果実です。
子供の頃は実家の裏に植えてあったのですが、縁起が悪いということで切られました。母の実家にあるのも縁起が悪いと切られました。
「イチジクは病人のうめき声を聞いて太る」
という俗信があるんだそうです。どうやらイチジクはじめじめした環境を好むので、病人が出るような家はイチジクがよくなるため病気がイチジクのせいにされたというのが真相のようですが……(ここで縞田さんは「差別だ」と言っているに違いない・笑)。
ということで、家相を気にする家ではあまり庭木にすることはないでしょうね(この俗信が関東リーカルかどうかは知りませんが)。
で、どうしてもイチジクを植えるなら便所のそばがいいらしいですが、そんな場所でなったイチジクに食欲がわかないのは、文明に毒されてますね、私。
  • posted by ドリ 
  • URL 
  • 2006.09/07 08:20分 
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無花果って。 

枝が脆くて折れやすいとかもあって嫌われるみたいですね。あと、枇杷は他の木が枯れるから植えるなと聞いたことがありますが、ホントなんでしょうかね~。
  • posted by しまだ 
  • URL 
  • 2006.09/07 14:45分 
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プロフィール

しまだ

  • Author:しまだ
  • 万年駆け出しのファンタジー小説家。湿った日陰や本棚の隅っこでほそぼそ生きてます。
    ウィングス小説大賞出身。入選作は「霧の日にはラノンが視える」ですが、「裏庭で影がまどろむ昼下がり」が2001年11月10日発売の小説ウィングス秋号に先に掲載されたのでこちらが実質デビュー作。
    好きなものはケルトと妖怪と動物と怪獣。

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