縞田理理の《とろいのです》。

本、音楽、映画、オヤツなどについてちょびちょび 書いていきたいな~と。感想はネタバレなしの方針で。

チャリング・クロス街84番地。

以前にケーブルの映画チャンネルで中途半端に見て、タイトルが分からず気になっていた映画のタイトルがこちらのブログのお陰で分かりました。その映画のタイトルは《チャリング・クロス街84番地》でした。ロンドンの古書専門の本屋さんとその顧客たったニューヨーク在住の女性ヘレンの手紙での交流を描いたものです。大西洋を挟んで郵便だけで繋がっている、そんな糸電話のような儚い関係が20年にも渡って続いたのです。なんだかおとぎ話のような気がしますが、実話だそうです。第2次世界大戦後のイギリスは経済的に苦しい状況にあり、ヘレンは豊かなアメリカから食料品などを送り、そのお礼の手紙が……という風に手紙のキャッチボールは続いていったのです。(わたしが見たのはこのへんからでした)
キャストを調べてみたらアンソニー・ホプキンス、アン・バンクロフト、ジュディ・デンチという錚々たる顔ぶれでした。とても丁寧に作られた印象で、良い映画だったと思います。原作も読んでみたくなりました。

ところで、今思い出したのですが私の家にもアメリカから手紙と贈り物の箱を送ってくれる「ヘレンおばさん」という人がいたのです。父が仕事でアメリカに行った時偶然に列車で隣に座った人だそうです。彼女にとって戦後何十年経っても日本は貧しい敗戦国だったらしく、キャンディーとかハーシーのチョコレート缶詰とかを段ボールで送ってきていたのでした。こちらも毎回返事を出していましたが、いつの頃からか返事が来なくなり、消息は知れなくなりました。手紙が来なくなる少し前までシカゴの郊外に住んでいたことだけは分かっています。かなり高齢だった筈なのでもしや、とも思いますが……。

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古書店に恋して

『チャーリングクロス街84番地』という映画を観ました。ニューヨークとロンドン。貧乏女流作家と由緒ある古書店の店主とやりとりを描いた心温まる話。詳しくはリンク先を読んで下さい。 私は古本が大好きです。この映画に出てくるセリフにひどく共感!「他人の愛読個所が.

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しまだ

  • Author:しまだ
  • 万年駆け出しのファンタジー小説家。湿った日陰や本棚の隅っこでほそぼそ生きてます。
    ウィングス小説大賞出身。入選作は「霧の日にはラノンが視える」ですが、「裏庭で影がまどろむ昼下がり」が2001年11月10日発売の小説ウィングス秋号に先に掲載されたのでこちらが実質デビュー作。
    好きなものはケルトと妖怪と動物と怪獣。

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